歯科界へのメッセージ

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コムネット会員情報誌「Together」に掲載している、弊社社長・菊池恩恵によるコラム「TRIANGLE」です。

「新しい潮流」パタカラへの確信

 5月20日、第3回コムネット21世紀セミナー「パタカラによる歯科医院経営戦略」が開催されました。昨年12月に続く「パタカラ」シリーズの2回目。今回特別に出席していただいた高橋一祐・東京歯科大学名誉教授による基調講演「歯科医療における新しい潮流」を皮切りに、パタカラ開発者の秋廣良昭先生の講演、共同研究者、東京歯科大学講師の野呂明夫、高橋潤一両先生の報告という豪華な講師陣に、口唇閉鎖力測定も織り交ぜた、4時間に及ぶ実践的なセミナーとなりました。
 歯科医療における「新しい潮流」として、口腔から全身へのアプローチ、患者さんのQOLの根本を担う歯科の果たすべき役割の解明、パタカラによって改善された数多くの症例の解説など、歯科医療の今後の展望と歯科医院経営飛躍の可能性を理論と実践両面から示唆する充実した内容で、参加者に大きな感銘を与えました。

●高齢者医療に大きな可能性ひらくパタカラ

 講演の冒頭で、秋廣先生は「現在、これほど高齢化が進んで、医師の収入が増えているのに、どうして歯科医師が介護保険に参入できていないのか?」と問いかけ、「需要がないのではない、歯科医の側からのアプローチが足りない」と潜在需要に応えていない現状を指摘。「訪問介護やホームヘルパーをターゲットにパタカラの効果を訴えることがポイント」と、アプローチのノウハウを幾つも開示しました。
 患者減少を嘆くより、もっと工夫して、積極的にアプローチすれば、増患の道を切り拓くことができる。秋廣先生はパタカラが持つ「高齢者の心の扉をひらくカギ」としての大きな効果と可能性を、表情筋ストレッチ効果を理論的に解明しながら、皮膚疾患やイビキ、高血圧などの症状改善効果をわかりやすく解説しました。
 参加者は「パタカラを甘く見ていたが、講演を聴いて驚きと感激でした」「最近の研修会のなかで、一番役に立つセミナーでした」「目からウロコです」と感想を述べ「ぜひ明日からの臨床で実践したい」と何人ものドクターが抱負を語っていました。「新しい潮流」を実践するには、発想の転換と行動力が必要です。そして何よりも、患者さんや高齢者の願いや気持ちを理解し、その苦しみを軽減してあげることが不可欠です。パタカラは、簡単にしかも確実に患者さんの願いにこたえる、極めてすぐれたツールであり歯科の「救世主」的存在と言っても過言ではありません。

●「明日からすぐに実践できる」パタカラ

 5月初め「くちびる体操」(秋廣・野呂・高橋 3先生の共著・マキノ出版)が出版され、巻末に掲載された歯科医院には一般読者からの問合せが相次いでいます。健康雑誌「安心」は昨年の8月号、本年1月号に続いて現在発売中の6月号でもさらにデータを充実させてパタカラを特集し話題を呼んでいます。すでに、NTV系「おもいっきりテレビ」など、テレビから直接茶の間の話題にもなり、パタカラ自体も、各種販売チャンネルから販売されています。
 コムネットは、パタカラの理解を深め、患者さんを歯科医院に呼び、また訪問し、定着させるための支援企画を日々開発・充実させて、あらゆる機会を通じて普及につとめています。セミナーを機に「明日からすぐに実践したい」と口唇閉鎖力測定器「リップ・デ・カム」の注文も急増しています。いま、パタカラを実践することに躊躇する必要は一切ありません。
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