コムネット 患者さんの本音!ネットアンケートHONNET

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<vol.4>

患者は自費をどう決める!?

自費治療を知っていますか?

コムネット&メディカル・コミュニケーションズコラボ企画「患者さんの本音ネットアンケート『HONNET』(ホンネット)」第2弾は会員の先生のご要望にお応えしてのアンケート。テーマはズバリ「自由診療」、「患者は自費をどう決める!?」です。前回の調査で、この不況下で自費の治療を中断する人が増え、とくに審美治療での減少率が大きいことが明らかになりましたが、全体では約半数が「歯科医の提案を受け入れる」「治療内容によっては受け入れる」と答えています。自信をもって、患者さんにとってもっともベターな治療法を提案するためにも、その「心のひだ」を理解することが求められます。今回は、自費治療のなかでも「かぶせもの」に焦点をあてて、その認知度や治療意向、治療の意思決定のプロセスについてたずねました。
調査日時 2009年5月
調査対象 歯科医院検索サイト「歯科へ行こう!」会員
回答者 526人(男性:293人 女性:233人)
回答者の属性 最も多い年代:30-40代(全体の66%)
既婚:62%
会社員:39%
年収:400万-700万 35%  200万以下 8.6%  1500万超 2.5%
調査 メディカル・コミュニケーションズ
分析 コムネット

自費治療(かぶせもの)の経験アリ32.5%

(かぶせもの自費治療を受けた経験の有無)

まず、自費治療(かぶせもの)の経験があるかどうかをたずねた。
「経験がある」と答えたのは、男性で86人(29.3%)、女性で85人(36.5%)、全体では171人で32.5%だった。性別では男性よりも女性が多く、またとくに50代、60代の女性の経験者が多い傾向にあった。その要因はこの調査では不明だが、治療の多さとともに、この世代の「美と健康への意識の高さ」が背景にあると思われる(グラフ1)。

グラフ1 自費治療(かぶせもの)の経験の有無
グラフ1

「金属」「セラミック」は6割が知っている

●自費治療(かぶせもの)の素材の認識度
自費治療(かぶせもの)の素材についてどれだけ知っているか、認識の度合を調べてみた。
素材別にみると、金属とセラミックは60%の人が知っていたが、ハイブリッドやメタルボンドの認識は低くなっている。また、わずかながら金属以外のセラミック、ハイブリッド、メタルボンドの認知度は、男性より女性の方が高い傾向がみられる(グラフ2)。

グラフ2 自費治療(かぶせもの)の素材別の認知度
グラフ2

メリット・デメリットは「あまり知らない」

●自費治療(かぶせもの)のメリット・デメリットの認識度
次に、それぞれの素材のメリット・デメリットの認識についてたずねた。
自費治療(かぶせもの)で使用する材料のメリット・デメリットについての認識は、グラフ2の数値とリンクしている。金属とセラミックについては約半数が認識しているが、ハイブリッド、とメタルボンドに関しては、7割以上が「知らない」と答えている。全体としては「よくわからない」のが現実であり、背景として歯科医院から正確な情報提供がなされていないことを物語っている(グラフ3)。

グラフ3 自費治療(かぶせもの)のメリット・デメリットの認知度
グラフ2

自費のメリット・デメリット情報は医院から

●認知経路別の自費治療(かぶせもの)のメリット・デメリットの認知度
では、そのメリット・デメリットをどこで知ったのか、その「経路」によってどのような違いがあるのかをたどってみた。
経路は、(1)歯科医院で勧められて (2)歯科医院においてあるパンフレットやポスターで (3)雑誌や書籍から (4)インターネットで (5)知人・友人から聞いて (6)家族から聞いて の6つ。メリット・デメリットの情報を得る経路としては、(1)、(2)の「歯科医院で」が大きな比重を占めていることがわかる。院内でのコンサルティングや説明、そしてパンフレットやポスター、冊子といったコミュニケーションツールの重要性が浮き彫りにされた。逆に、知人、友人、家族からの情報がそれほど重視されていない。その理由を考えると、歯科の専門的な知識と技術をもった歯科医院での情報にもっとも信頼を寄せているということが推測できる。
これらのことは、歯科医院における、院内の説明、そしてツールやホームページを使った「信頼のできる情報」の提供が何にもまして大切だということを教えている(グラフ4)。

グラフ4 認知経路別の自費治療のかぶせもののメリット・デメリットの認知度
グラフ4
次回以降は、かぶせものの自費治療の治療意向、材料を選択するときに重視すること、治療を決定するときの要因について、順次解明してゆく予定である。
(K)
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