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| 「財産」の生かし方が努力の成果を左右する(1) |
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では、具体的にどのような目標が価値あるものなのでしょうか。それは『かしこい目標』です。どういうことか?
『人生は価値ある最終目標を設定し、それに向かい段階的に成功を重ねていくものである。』 たいへん含蓄のある言葉で、まさに真実であります。 以前、Together誌のあるコーナーに歯科医院経営を成功に導くためにということで、端的に言い表している言葉がありました。その前半の部分に 『歯科医院経営をうまくいかせるために、乱暴な言い方だが、お金を得るためには頭を使うか、体を使うしかない。歯科医院経営では当然両方を使わなければならない。長時間労働と効率的診療で増収の道はいくらでもある。』とあります。いちいちもっともなことですが、長時間労働、日曜・休日出勤というのは大変ですから、私は「効率的診療」を選びたいと思います。問題はいかに多くの患者さんに来てもらうか。あまりに多くの患者さんに来てもらっても、一人あたりの診療時間が少なくなり過ぎて良い治療をするには問題がある。また、そんなにたくさん診ていて、良い治療ができるわけないじゃないかと言われることもありますが、私は若手の先生に「患者さんの数は、その先生、あるいはその歯科医院のトータルな実力をシンプルに現したものだよ。」と言います。いかにレベルの高い治療をしていても1日の来院患者数が10人弱であるとか、点数があまりに少なければ、経営は立ちゆかない。経営が順調でなければ優秀なスタッフも確保できない。必要なハードがあるのにそれも購入できない。結果、医療サービスの低下を招き、さらに来院数が落ちてくるという典型的な悪循環となります。これを断ち切るために、まず患者さんに医院のドアを開けてもらわなければならないし、収益を上げなければならない。これは厳然とした事実なのです。つづいてTogether誌掲載文の後半部分ですが『問題はいかに多くの患者さんに来てもらうか。商売の相手たる患者さんなくしては何も始まらない。そのために必要なことは何か?要は人の心をとらえること。だから、成功・繁栄の第一は、そのためになすべきことを尽くせばよい。』というものです。さらに端的に、全商売で通じる言葉が『商売のコツは、相手が何を欲しているかを知り、それに応えていくことだ。これだけである。』です。私たち開業医は歯科医療サービスという【商品】を売ってその報酬をいただくという【商売】をしているということをはっきりと自覚しなくてはなりません。講習会・研修会でハイレベルな歯科医療技術をマスターしたからといって、患者さんのニーズに合致しなければ施術できないわけです。【お客】という感覚を持ち、やることはすべてお客の方を向いている。歯科医院経営は『今、目の前にいる患者さんが何を欲しているかを理解し、十分な誠意と技術をもって歯科医療サービスという形で答えていく。』ことができれば成功するのです。 私のように田舎から来ている者であっても、都会の歯科医院過密地区で開業されている先生であっても、この事実は変わりません。やり方は無限にあると思います。その先生その先生の置かれた立場、環境、患者さんのニーズを考慮して、将来的にどういう戦略を立てていくかが大事になりますが、これをお手伝いできるのが先ほど(Together誌1・2月号参照)説明したシートです。大いに利用して頂きたいと思います。「(技術的に)良い治療をしていれば患者さんは来院してくれる」時代はすでに終焉を迎えてしまいました。今後は治療技術・スタッフ・設備・材料に関してハイクオリティーが求められます。いわゆる、GOOD TECHNIQUE GOOD STAFF GOOD MATERIAL を追求していかなければならないのです。言うことは簡単ですが、万遍なくハイクオリティーを極めるというのは非常に困難で、最近、つくづく歯科医はやるべきことがあまりにも多すぎると感じています。 |
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船井総研の船井幸雄氏が書かれた本からの抜粋で、そのまま歯科医院に当てはまるかわかりませんが、「成功の70%が約束される条件」ということで、
次にもう少し的を絞り「仕事と人生が大きくなる大原則的コツ5箇条」を考えてみましょう。
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また伸びる人、伸びる先生、伸びる歯科医院は「ついている」と言われますが、その通りだと思います。一度成功し始めたら本当にどんどんついてくる。そういう歯科医院には優秀な人々が集まってくる(例えば外注技工所、ディーラー)し、最終的によいスタッフも集まってきます。私の場合、現在地で開業を計画した時、半年前から衛生士学校やハローワークに衛生士の求人票を提出していたのですが全く音沙汰なしでした。今考えると無理もありません。衛生士学校の先生も成功するとも失敗するともつかない歯科医院に大事な教え子の将来を託したくはないでしょう。一旦、この歯科医院では衛生士としてやりがいを感じる仕事をさせてもらえるとわかったあとは、優秀な人材をどんどん紹介して頂けるようになりました。 伸びる先生、歯科医院はすばらしい人脈で周りを固められています。反対に、ついていない先生の周りにはネガティブなスパイラルができあがってます。冷たいようですが、ついていない先生と傷をなめ合うようなおつきあいはしない方がよいと思います。成功している先生とおつきあいをしてポジティブなパワーを分けてもらいましょう。 |
| [構成 編集部] | |
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